指名委員会議長メッセージ

持続的な企業価値向上のため、サクセッションプランが非常に重要との認識のもと、より幅広い候補者に対する選定・育成に向けた議論を重ねていきます。

独立社外取締役
指名委員会議長
立石 文雄

指名委員会の役割と構成

今後の不確実、不安定かつ複雑な経営環境下、企業価値向上に向けては、客観性、透明性、アカウンタビリティを確保した経営陣の選定やサクセッションプランが不可欠です。そのため、当社指名委員会では、取締役会の諮問機関として、取締役の選解任や、CEOを含む業務執行取締役の後継者育成計画について審議しています。

構成メンバーは、社内委員1名および独立社外取締役1名以上を含む社外委員3名以上での構成と定めるほか、キャリア、専門性、そして文化等の面での多様性を踏まえ、現委員は、独立社外取締役の桃井氏、非業務執行取締役のグラハム氏、業務執行取締役CEOの奥田社長、そして私の4名となっています。議長は社外取締役が就くことと定めており、2023年3月に私が議長に就任しました。

今後の注力事項と抱負

2022年度の指名委員会は2回開催し、主な審議内容としては、次年度の取締役選任候補者案、最高経営責任者となる後継候補者の選抜・育成報告などです。ここでの審議に基づき、私が取締役に就任したわけですが、「TOP I 2030」の推進と企業価値向上に向けて最適な取締役構成を検討し、非常に多面的な議論・審議を行ったとの共有を受けています。

経営陣のサクセッションについては、やはりCEO候補者を含め、長期かつ幅広い育成計画が必要です。指名委員会では、執行側の育成計画のモニタリング、外部アセスメントの結果分析、後継候補者との対話などを行います。対象層としても、執行役員レベルを中心に、その次代となる第2層、潜在的な候補者まで広げています。

現在、経営陣の育成計画については、独自のビジネスモデルを継続進化させられる経験・能力やダイバーシティを重視していますが、私をはじめ新規就任取締役の新鮮な観点も取り入れ、こうした方針やその評価方法に対して議論を深めます。社内の会議や役員勉強会など、さまざまな機会を通じて候補者との対話充実を図るとともに、将来の当社経営および経営陣の在り方についても議論を重ねることで、サクセッションプランの充実に寄与していく考えです。

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