学校の先生・大人の方へ(小学生向け授業教材)

「くすりの会社のそうぞうLABO」が目指すもの

このウェブサイトは、小学生が病気について知り、病気をもつ人の気持ちを想像し理解する力をつけ、病気への偏見のない心を育むこと目指しています。子どもたちが病気を正しく理解するために、人体や病気について知識がない子どもたちにもわかりやすい表現を用いて、専門医師の監修のもと正確な情報を発信しています。子どもたちが病気について調べたいと思った時や、子どもたちに病気を説明する際にご活用ください。学校の授業で使える学習教材もありますので、教育活動の中でご活用ください。

病気の多面性を理解する

病気のとらえ方は、見る側の立場によって異なります。「病気」を知るということは、病気の知識(身体的側面)を得て、病気をもつ人や家族の気持ち(精神的側面)を理解することです。病気への理解は、社会的側面としての差別や偏見のない心を育むことにもつながります。

病気の多面性の理解の図

参考:アーサー・クラインマン教授の『病いの語り- 慢性の病いをめぐる臨床人類学』(誠信書房)

友達の病気を理解する

学校教育において、子どもたちが病気を理解することは、病気をもつ子どもの心とからだを守るためにも必要です。加えて、病気(苦難)に向き合う子どもの姿から、ほかの子どもたちが多くの学びを得ることができます。

病気の多面性の理解の図

参考:アーサー・クラインマン『病いの語り- 慢性の病いをめぐる臨床人類学』(誠信書房)

教材のご案内(対象学年:小学校5学年、6学年)

「病気の仕組み(起こり方)や予防について学び、病気をもつ人の気持ちを理解する」ための教材のダウンロードができます。ぜひ、学校の授業などでご活用ください。

教材プランの特徴

  • 学習カリキュラムと連携した内容で、それぞれ45分で構成しています。
  • テーマ:アトピー性皮膚炎編、がん編、食物アレルギー編
  • 児童用ワークシートからは参照ページへのガイドがあり、プリントアウトするだけで、ご活用いただけます。スライド教材はテキストを編集できます。

スライド教材

(2022年6月3日更新)