未来のくすりの街
『ちゅうがい』

これからの医療(いりょう)ってどんなだろう?患者(かんじゃ)さんの治療は?デジタル技術は?次につくるのはどんなくすり?未来のくすりの街『ちゅうがい』はどんな世界になっているだろう?医療が実現する新しい未来に注目しよう!

個別化医療って知ってる?

これまでは、同じ病気をもつ人には同じくすりで治療するのが一般的(いっぱんてき)だったけど、遺伝子(いでんし)の情報などに基づいて、一人ひとりの体質や病気のタイプに合わせて治療する「個別化医療」が進んでいるんだ。

デジタル技術で社会を変える

医療の分野でも最先端(さいせんたん)のデジタル技術を活用して、くすりのつくりかたや医療を変えようとする取り組みが始まっている。たとえば、AI(人工知能)を活用すれば、病気に関係する遺伝子や新しいくすりの候補(こうほ)を正確で早く見つけられるから、これまでよりも短期間で新しいくすりができるようになるんだ。ほかにも、デジタルの力で一人ひとりの患者さんに最適な治療法を提供(ていきょう)できれば、よりよい個別化医療を実現できる。デジタル技術の進歩によって、患者さんによりよいくすりや医療を提供できるようになると、患者さんのくらしや未来を変えることになるんだね。