活動レポート

小学校4~6年生向け

魚のウロコのなぞをさぐろう!

開催日時:2024年7月21日(日)13:30~15:00

2024年7月21日、日本魚類学会 金沢八景―東京湾アマモ場再生会議 工藤孝浩先生が講師を務める実験教室を開催しました。対象は小学校4年生~6年生で、いろいろな種類の魚のウロコを顕微鏡で観察し、模様や形から分かることを学びました。

魚のウロコを調べる

今回の実験教室では、18種類の魚のウロコが準備され、参加者は自分の好きなものを選んで観察し、学習シートにスケッチしていきました。違う種類の魚のウロコを観察することで、大きさ、形、模様の違いがよく分かり、たくさんの気づきがありました。

ウロコについての講義を受ける

工藤先生から、同じ魚であっても体の場所によってもウロコの形が違うことや、年齢によって模様が変わってゆくことも教わりました。また、1枚1枚のウロコがどのような向きで魚の体についているのか説明を聞いたときは、大部分の参加者が自分が思っていたのとは反対側で体についていることを知り、たいへん驚いていました。最後に、海には多様な生き物が生息していること、海の環境と水産資源を守ることの大切さについてお話がありました。