活動レポート
小学校4~6年生向け
シラスモンスターをさがそう!
開催日時:2024年7月15日(月祝)13:30~15:00

2024年7月15日、一般社団法人サイエンスナビゲートの石川英雄先生が講師を務める実験教室を開催しました。対象は小学校4年生~6年生で、シラス干しの中に混じっている生物(通称『シラスモンスター』)を探し出し、生物の特徴を観察し、分類して名前を調べるなど楽しく学びました。
シラスモンスターを探して調べる
シラスとはカタクチイワシの稚魚で、日本ではなじみ深い食品ですが、よく観察すると、ほかの魚やエビや、カニ、タコなど様々な生き物の子どもを見つけることができます。これらのシラス干しの中に混じる生き物たちを『シラスモンスター』と呼んでいます。今回の実験教室では、シラスモンスターを探し、それが何の生き物の子どもなのか調べる実験にチャレンジしました。シラス干しが入ったシャーレが一人ずつに配られ、ピンセットを使って丹念に『シラスモンスター』を探してゆきました。いろいろな生き物が次々に見つけられ、それがどんな生き物なのか配布された図解を見ながら調べていきました。
シラスモンスターを細かく見る
見つけたシラスモンスターから各自が「イチオシ」を選び、拡大画像を大型モニターに映しながら紹介しあいました。中にはエビの頭の部分であるとか、体の一部のような、注意しないと見落とすようなものを紹介してくれた参加者もあり、生き物の実際の形や特徴を理解するのに役立ちました。
講座を終えて
最後に講師から、海には多様な生き物が生息していること、海の環境を守ることの大切さ、水産資源についてお話がありました。
教室の参加者や保護者からは、以下の様な声が寄せられました。
- シラスモンスターで、いろいろなカニやエビの種類を知ることができたのでよかった。(4年生)
- すごく楽しかった。特に最後に「シャコ」の子どもを見つけられたから。(4年生)
- 知らない魚や興味がある魚を調べられて楽しかったです。(5年生)
- 製薬会社が子どもの未来を考え、素晴らしい実験・学習機会を設けてくださり感動しました。(保護者)
- 先生の声がけやフォロー、説明がとても良かったです。(保護者)
※同じ内容の実験教教室は2024年2月10日にも開催されています。
