活動レポート
小学校1~6年生向け
セミのぬけがら観察
開催日時:2023年8月4日(金)10:30~12:00
開催日時:2023年8月4日(金)13:30~15:00
開催日時:2023年8月4日(金)13:30~15:00
2023年8月4日、公益財団法人日本自然保護協会および自然観察指導員東京連絡会7名が講師を務める実験教室を開催しました。対象は小学校1~6年生で、セミの一生について成長過程をたどりながら、身近にみられるセミのぬけがらを観察して、その種類やオス・メスの違いを見分けるポイントを学びました。
セミの一生を理解する
参加者はまず、「セミクイズ」に挑戦しました。セミの不思議な生体がクイズとして分かりやすく示され、子供たちは競うように回答していました。また、セミの産卵や孵化、羽化については映像で、セミの一生については絵本で、セミの鳴き声は音声で、セミの種類は標本でというように、さまざまの教材を効果的に使って解説され、子供たちは飽きることなく熱心に話に耳を傾けました。
ぬけがらの観察
関東一円で見られる6種のセミのぬけがら観察を行いました。まずは形の違いを自分たちで探してもらい、その後、講師が準備した「見分け方シート」を使って見分け方のポイントを教わりました。最後に、実際の画像からぬけがらの探し方のポイントや注意点について説明を聞きました。
講座を終えて
講師が持参したセミに関する絵本や図鑑、児童書も展示し、子どもたちは興味深く閲覧しました。
教室に参加した子供たちからは、以下のような声が寄せられました。
- セミのことを学んで楽しかったし、見分けができてすごかった。(4年生)
- ニイニイゼミが気に入りました。また来たいです。(3年生)
- セミはもともと好きだったけど、もっと好きになった。(2年生)