2021年11月15日
世界的なESG投資指数「DJSI World」に継続選定
- 中外製薬が持続可能性に優れた企業として評価され、医薬品企業で世界2位に
- 全世界の医薬品企業の上位8社で構成される「DJSI World」に昨年に続き選定
- アジア・太平洋版である「DJSI Asia Pacific」に4年連続7回目の選定
中外製薬株式会社(本社:東京、代表取締役社長 CEO:奥田 修)は、世界の代表的なESG投資指数である「Dow Jones Sustainability Indices」(DJSI)の全世界版である「DJSI World」の構成銘柄に昨年に続き選定され、アジア・太平洋版である「DJSI Asia Pacific」に4年連続7回目の選定を受けましたので、お知らせいたします。
DJSIは、S&P Dow Jones Indices社(米国)が作成する代表的なESG指数であり、企業の持続可能性(サステナビリティ)に関心を持つ世界中の投資家にとって重要な投資選択基準の一つとなっております。本指数の構成銘柄は、企業の経済・環境・社会面でのサステナビリティの評価により毎年選定されます。
「DJSI World」の医薬品セクターには、全世界の医薬品企業の中でサステナビリティ評価が世界2位となった当社も含め、上位8社が構成銘柄として選定されました。DJSI World全体では322社(そのうち日本企業35社)が選定されています。なお、アジア・太平洋版「DJSI Asia Pacific」には、当社を含め5社が選定されています。
当社は、成長戦略「TOP I 2030」において、2030年に到達すべきトップイノベーター像の一つに「世界のロールモデル」を掲げ、事業活動を通じたESGの取り組みが評価され、社会課題解決をリードする企業として世界のロールモデルとなることを目指しています。昨年の「DJSI World」への初選定以降も社内外の対話を積極的に実施し、それらの声を改善活動につなげるPDCAにより、ESGに関する取り組みをさらに充実させてきました。その結果、今年は労働安全衛生、労働慣行、人財育成に関する評価が昨年を大きく上回りました。全体としても昨年よりスコアを向上し、グローバルトップクラスのサステナビリティ評価を受けました。
中外製薬では「当社と社会の共有価値の創造」を経営の基本方針として掲げ、「患者中心の高度で持続可能な医療の実現」を目指しています。その思想は、国連が定めた「持続可能な開発目標(SDGs)」とも一致しています。今後も、SDGsやESGの取り組みに関する適切な情報開示に努めるとともに、中外製薬にしかできないイノベーションを駆使して、患者さんや社会に対して価値を創出し、当社の事業活動を通じて社会課題の解決や持続可能な社会の構築に寄与してまいります。
以上
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