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2020年02月07日
患者申出療養制度に基づく研究者主導の臨床研究に関する契約を国立がん研究センターと締結
- 患者申出療養制度に基づき遺伝子パネル検査実施後の新たな治療選択肢を検討する臨床研究に協力、複数の薬剤を提供予定
中外製薬株式会社(本社:東京、代表取締役社長 CEO:小坂 達朗)は本日、国立研究開発法人国立がん研究センターと、患者申出療養制度に基づく研究者主導の臨床研究への協力に関する契約を締結したことをお知らせいたします。
本臨床研究は、遺伝子パネル検査によるがんゲノムプロファイリングにより遺伝子異常が検出されたものの、既承認薬による治療や未承認薬による治験等の選択肢がない患者さんにおいて、患者申出療養制度に基づき新たな治療機会を検討するため、国立がん研究センター中央病院を調整事務局として実施される臨床研究(遺伝子パネル検査による遺伝子プロファイリングに基づく複数の分子標的治療に関する患者申出療養)です。中外製薬は本臨床研究の趣旨に賛同し、本研究に該当する薬剤を提供いたします。
上席執行役員 プロジェクト・ライフサイクルマネジメント共同ユニット長の伊東 康は、「がん治療は、近年、次世代シークエンシング(NGS)技術による遺伝子検査システムの保険適用により、患者さんごとに適した治療法を選択できるようになりました。一方、遺伝子異常が特定されても、承認された薬剤がまだなく、適応する治療を受けられない患者さんがいます。このような患者さんが治療機会を得るために、当社の医薬品を役立てていただけることを大変嬉しく思います」と述べるとともに、「中外製薬は、がん領域のリーディング企業として、患者さん一人ひとりに最適な治療を実現できるよう、より高度な個別化医療の推進に引き続き取り組んでまいります」と語っています。
本臨床研究に関する国立がん研究センターのプレスリリースは、以下よりご覧ください。
https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2019/1002_2/index.html
以上
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