• 在宅介護の支援として、在宅福祉移送サービスカーの寄贈事業を継続。1985年以降、累計で258台寄贈
• 2019年は、岩手県、神奈川県、岐阜県、兵庫県、島根県の社会福祉法人へ寄贈を決定

　中外製薬株式会社（本社：東京、代表取締役社長 CEO：小坂 達朗）は、高齢の方や障がいのある方への福祉に取り組む5団体に「在宅福祉移送サービスカー」（移送サービス用福祉車両）5台を寄贈しましたので、お知らせいたします。

　この寄贈は、在宅で介護を受ける高齢の方やお身体の不自由な方の移動手段として、1985年に中外製薬創立60周年記念事業の一環として開始して以来、継続して行っている事業です。本年はその35年目にあたり、今回寄贈する5台を含め累計台数は258台となります。本事業は全国社会福祉協議会・中央共同募金会の協力を得て実施しており、寄贈先は全ての都道府県にわたっています。

　超高齢社会を迎えたわが国では、介護を必要とする高齢の方やお身体の不自由な方が年々増えています。このような方々が住み慣れた地域で安心して自立した生活を送るために、現在、デイサービスやデイケアをはじめとする在宅福祉サービスが様々な施設で行われています。当社が寄贈している「在宅福祉移送サービスカー」は、こうした施設とご自宅を結ぶ移動手段として活用されています。

　寄贈する車両は、ワゴンタイプで車いすを利用する方2名を含め、最大10名が乗車可能です。また、運搬台車付担架（ストレッチャー）を搭載することもでき、車いす等の昇降はリフトにより簡単に行えます。

　中外製薬は、革新的な医薬品の提供に加え、当社の経験と専門性を発揮できる医療・健康領域を中心に、社会貢献活動を通じて社会の持続的発展に寄与し、社会とともに成長していく企業を目指してまいります。

以上

2019年度 在宅福祉移送サービスカー寄贈式一覧

【寄贈車両】