2019年06月14日

物流業務に関する委受託契約締結について

中外製薬株式会社
三菱倉庫株式会社

 中外製薬株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 CEO:小坂 達朗、以下「中外製薬」)と三菱倉庫株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:藤倉 正夫、以下「三菱倉庫」)は、本日、中外製薬が取り扱う医薬品に関する物流業務を三菱倉庫へ委託する業務委受託契約を締結しましたので、お知らせいたします。三菱倉庫が運営する物流センターは、2021年1月より稼働予定です。

 医薬品の流通管理については、2018年に医薬品の適正流通(GDP: Good Distribution Practice)ガイドラインが発出され、輸送・保管過程における医薬品の品質保持を担保するための手法が定められました。また、大規模災害などによる事業継続計画(BCP: Business Continuity Planning)への対応の強化や、配送に関するリスク低減の対策など、製品の流通管理を取り巻く外部環境の変化への対応が必要となっています。

 一方、中外製薬は、2019年からの中期経営計画「IBI 21」における5つの戦略の一つとして「人財の強化と抜本的な構造改革」を掲げ、事業プロセスやコスト構造の見直しを行うこととしています。イノベーション創出に経営資源を集中し、持続的成長への投資と収益体質への変革を図る取り組みを進めるなか、今般、物流業務を三菱倉庫に委託することにより、高い専門性のもと、物流機能の高度化と効率化を図ることを目指します。

 なお、現在物流業務を受託している中外製薬の100%子会社である中外物流株式会社(本社:埼玉県加須市、代表取締役社長:川口 保志)については、三菱倉庫での物流センター稼動後、解散の予定です。

 三菱倉庫は、医薬品の安定供給を支えるロジスティクス企業として、今後も高品質かつ効率的な医薬品物流サービスの提供とサービスレベルの向上に注力してまいります。

中外製薬について
 中外製薬は、医療用医薬品に特化し東京に本社を置く、バイオ医薬品をリードする研究開発型の東京証券市場一部上場の製薬企業であり、ロシュ・グループの重要メンバーとして、国内外で積極的な医療用医薬品の研究開発活動を展開しています。特に「がん」領域を中心に、アンメット・メディカルニーズを満たす革新的な医薬品の創製に取り組んでいます。中外製薬に関するさらに詳しい情報はhttps://www.chugai-pharm.co.jp/をご覧下さい。

三菱倉庫について
 三菱倉庫は、倉庫保管から陸上運送、国際輸送まで一貫した物流サービスを提供し、医薬品、食品・飲料、電気製品など幅広いお客様のサプライチェーンをサポートするロジスティクス企業です。医薬品物流の分野では、30年以上にわたり多くの製薬メーカー様の配送センターを運営する中で培ったノウハウを活かし、高品質なサービスを提供しております。三菱倉庫に関するさらに詳しい情報は、https://www.mitsubishi-logistics.co.jp/をご覧ください。

以上

本件に関するお問い合わせ先:

中外製薬株式会社 広報IR部
メディアリレーションズグループ
Tel:03-3273-0881
E-mail:pr@chugai-pharm.co.jp

インベスターリレーションズグループ
Tel:03-3273-0554
E-mail:ir@chugai-pharm.co.jp

三菱倉庫株式会社 広報室
Tel:03-3278-6652
E-mail:koho@mitsubishi-logistics.co.jp

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