2016年08月31日
アクテムラ®皮下注製剤
「2016 日本パッケージングコンテスト」入賞
患者さんに配慮した使いやすいデザインが評価される
中外製薬株式会社[本社:東京都中央区/代表取締役会長 最高経営責任者:永山 治](以下、中外製薬)は、公益社団法人 日本包装技術協会が主催する「2016 日本パッケージングコンテスト」において、アクテムラ®皮下注162mgシリンジ、同162mgオートインジェクター(以下、アクテムラ皮下注製剤)が、“アクセシブルデザイン包装賞”を受賞しましたので、お知らせします。
日本パッケージングコンテストは、時代と社会の要請に対応した、生活文化に優れたパッケージおよびその技術を開発普及することを目的とし、デザイン、アイディア、ロジスティクス等の面でその年の包装の最高峰と優秀群を決定する国内最大のコンテストです。
アクテムラ皮下注製剤は、2013年5月に「既存治療で効果不十分な関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止を含む)」を効能・効果として発売されました。臨床現場からの声や患者さんのご意見を取り入れ、本年2月にデバイスをリニューアルした結果、その患者さんに配慮したデザインが評価され、優れたノウハウを生かし、包装の機能を向上させたパッケージに与えられる“アクセシブルデザイン包装賞”を受賞しました。
<改善点>
- シリンジ胴部の材質を、従来のガラスから落としても割れにくいプラスチックへ変更
- 穿刺針のキャップを、しっかりと指にフィットし、より少ない力で外せる形状へ改良
- キャップを外す際の針の曲がりを防ぐよう、シリンジ先端部のデザインを改良
中外製薬 上席執行役員製薬管掌の久保庭 均は、「アクテムラ皮下注製剤は、皮下注製剤の利点を十分に生かすべく、関節リウマチに対するバイオ医薬品として国内で初めてオートインジェクターを採用するなど、発売以来、患者さんによる自己投与のニーズにこたえてまいりました」と述べるとともに、「今回の受賞は、より安全で簡便に投与できる皮下注製剤を目指して開発を重ねてきた当社の技術力が認められたものであり、大変誇りに思います」と語っています。
中外製薬は、「すべての革新は患者さんのために」の事業哲学のもと、今後も患者さんを最優先に考えた医薬品の開発に取り組んでまいります。
以上
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