2024年04月23日

浮間事業所の製造施設が国際製薬技術協会による「2024 Facility of the Year Awards」を受賞

UK4建物外観

中外製薬グループはこの度、国際製薬技術協会(ISPE:International Society for Pharmaceutical Engineering)が実施するアワードのSocial Impact部門において「2024 Facility of the Year Awards(年間優秀施設賞)」を受賞いたしました。

今回選出された施設は、当社の浮間事業所に新設し、本年稼働したバイオ原薬製造棟(UK4)です。UK4は環境へ配慮し、「持続可能な社会に向けた3ゼロ」をコンセプトに「フロンゼロ」、 「(都市)ガスゼロ」、「CO2ゼロ」を実現できるよう設計しました。具体的には、自然冷媒機器の採用による脱フロン設計、設備のオール電化によるガスゼロ実現などの取り組みが高く評価され、受賞にいたりました。

写真左)屋上:環境・省エネ設備を集約 / 写真右)生産設備:シングルユース設備の最大活用

 

ISPEおよびFOYAについて
ISPE(International Society for Pharmaceutical Engineering)は1980年に米国で設立され、世界90カ国からヘルスケア製品の製造に関する専門技術者、規制当局、大学・研究機関・学生等が参加する非営利団体です。FOYA (Facility of the Year Awards)は同団体が毎年実施しているアワードであり、“Innovation” “Operations” “Supply Chain” “Pharma 4.0” “Social Impact”の5部門において、製薬およびバイオの製造業界におけるイノベーションや創造性に対して表彰が行われます。詳細はhttps://ispe.org/facility-year-awardsをご覧ください。

UK4について
当社の浮間事業所(東京都北区)内のバイオ原薬製造棟です。UK4は2022年2月に建設を開始し、2023年9月に竣工、本年1月より稼働しています。UK4はバイオ原薬製造を担っており、中でも臨床開発における最初の段階であるFirst in Human試験(FIH試験)用の原薬製造に特化した設備です。

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