大気・水質・土壌汚染防止、自然共生・生物多様性保全

水質汚濁防止および対策

中外製薬グループでは水質汚濁防止法や都道府県条例などに基づき、排水処理施設で処理を行い、排水基準に適合していることを確認したうえで公共用水域への排水を行っています。

用水量は、2018年差6.3万トン増の208.2万トンでした。これは生産活動の増加に起因しております。排水量は184.6万トンであり、排水中の総BOD、窒素、リン量は2018年差でそれぞれ894kg減少、704kg増加、16kg減少しました。なお、いずれの事業所においても、これらの水質指標は排水基準(BOD:160mg/L、窒素含有量:120mg/L、リン含有量:16mg/L)を大幅に下回っています。

用水量・排水量

総BOD量、窒素量、リン量

大気汚染防止および対策

中外製薬グループでは大気汚染防止法や都道府県条例に基づき、窒素酸化物(NOx)・硫黄酸化物(SOx)・ばいじんの排出量を測定し、排出基準に適合していることを確認したうえで排出を行っています。

NOx排出量は2018年差2トン増加しました。ただし各事業所から排出される大気汚染物質はいずれの事業所においても環境基準値を大幅に下回る数値で推移しています。また、2014年下期より貫流蒸気ボイラー熱源設備の主燃料について、重油から都市ガスへの燃料転換を促進しており、SOx排出量はこの燃料転換に伴い大幅に削減し、その数値を維持しています。

NOx排出量

2018年度は、NOx排出量算定に用いる濃度に誤って「酸素濃度換算値」を使用していたため「実測値」で再算定し、数値を修正しています。
2018年:誤)57トン→正)33トン

SOx・ばいじん排出量

2018年度は、SOx排出量算定に用いる濃度に誤って「酸素濃度換算値」を使用していたため「実測値」で再算定し、数値を修正しています。
2018年:誤)1.1トン→正)1.2トン

土壌汚染防止および対策

中外製薬グループでは土壌汚染対策法や都道府県条例に基づき、法令に準じた適切な土壌調査を実施しています。
土壌汚染を確認した場合は行政と協議を行い、拡散防止、浄化対策などの適切な処置を実施しています。

<浮間事業所>

新棟建設に伴い土壌調査を実施した結果、一部の土壌に基準値以上の鉛が検出されました。土壌汚染対策法に基づき、基準値を超えたすべての汚染土壌の掘削除去を行い、行政より土壌汚染指定の解除を受け、土壌汚染対策を完了しました。

自然共生・生物多様性保全

中外製薬グループでは、生物多様性保全の観点から、事業所排水の環境生物への影響を確認するため、法令による排水基準を満たすことはもとより、排水に含まれる化学物質の影響を総合的に把握・評価するために2013年よりWET*1試験の実施を開始しました。2019年についても、すべての工場・研究所において年1回のWET試験を実施し、問題がないことを確認しました。
さらに、2019年はこれまでの取り組みを一歩進め、生産拠点の水源保全活動として、藤枝工場の水源地である川根本町(静岡県)の山林で、社内ボランティアによる間伐作業を行いました。当社の生産活動が地球環境へ及ぼす影響を最小限に抑えるだけでなく、流域に住む方々と共同で使う豊かな水資源の保全に貢献していきたいと考えています。水を大切に使い、きれいにして自然に還すことを事業活動の中で実践し、さらに水を育んでくれる森を整備する活動を今後も継続していきます。

活動の詳細は地球環境保全への貢献 〜生産拠点における森林整備を通じた水源保全活動〜をご覧ください。

  • *1 全排水毒性(Whole Effluent Toxicity)。希釈した排水を入れた水中で、甲殻類(ミジンコ)、藻類、魚類(メダカなど)への影響を調べ、排水や環境水の安全性を総合的に評価する手法
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環境

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