中外製薬のニュースリリースは、当社関連の最新情報をステークホルダーの皆様にお伝えするために実施しています。医療用医薬品や開発品の情報を含む場合がありますが、報道関係者や株主・投資家の皆さまへの情報提供を目的としたものであり、これらはプロモーションや広告、医学的なアドバイス等を目的とするものではありません。
2024年08月28日
- 医薬品
- 経営・財務
二次性副甲状腺機能亢進症治療剤「オキサロール注」日本における事業譲渡と今後の販売について
LTLファーマ株式会社
中外製薬株式会社[本社:東京都中央区、代表取締役社長 CEO:奥田 修](以下、中外製薬)およびLTLファーマ株式会社[本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊藤 哲郎](以下、LTLファーマ)は、このたび、中外製薬が日本における製造販売承認を有する二次性副甲状腺機能亢進症治療剤「オキサロール®注」について、国内の事業を中外製薬からLTLファーマに譲渡することを決定しましたのでお知らせします。
中外製薬は、2000年より日本国内におけるオキサロール注の販売ならびに情報提供活動を実施してきましたが、製品ライフサイクルの成熟に伴い、今後の国内マーケティングについて検討を行ってまいりました。このたび、中外製薬およびLTLファーマの両社間で協議し、製造販売承認を含む日本におけるオキサロール注に関する資産を中外製薬がLTLファーマに譲渡し、以後LTLファーマが販売および情報提供活動を実施することについて合意し、譲渡契約の締結に至りました。LTLファーマは、ロングライフ医薬品を安定的かつ継続的に患者さんへお届けすることを使命とし、オキサロール注の安全性および品質データの保全と更新に努めてまいります。
現在、中外製薬とLTLファーマは、譲渡に向けて必要な行政・法令上の手続きを進めております。2024年10月1日に製造販売承認を承継し、2025年1月末までに販売移管を行う予定で、以降はLTLファーマが販売および情報提供活動を行います。
中外製薬とLTLファーマは、今後もオキサロール注の安定供給と円滑な製造販売承認の承継に向けて協働してまいります。
上記本文中に記載された製品名は、法律により保護されています。
中外製薬株式会社について
中外製薬(本社:東京)は、抗体エンジニアリング技術をはじめとする独自の創薬技術基盤を強みとする、研究開発型の製薬企業です。ロシュ・グループの重要なメンバーであるとともに、東京証券取引所プライム市場の上場企業として、自主独立経営の下、アンメットメディカルニーズを満たす革新的な医薬品の創製に取り組んでいます。中外製薬に関するさらに詳しい情報はhttps://www.chugai-pharm.co.jp/をご覧ください。
LTLファーマ株式会社について
LTLファーマは、先発企業から承継したロングライフ医薬品、いわゆる長期収載品と呼ばれる長期にわたって薬価収載されている医療用医薬品を、安定的かつ継続的に患者様へお届けすることを使命としています。新薬メーカーが抱える長期収載品の受け皿になるべく設立され、国内外で事業を展開しています。LTLファーマ株式会社の詳細情報は、https://www.ltl-pharma.com/をご覧ください。
以上
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