教育・コミュニケーション・環境会計
環境教育・研修を計画的に実施しています。
環境安全監査
2016年は、環境および安全衛生マネジメントシステムの再構築を行ったため、環境安全監査は実施しませんでした。
環境教育
藤枝事業所での
内部監査員研修風景
2015年改訂のISO14001規格は、変更事項が甚大なため、準拠する環境マネジメントシステム(EMS)に改変するにはかなりの労力が必要とされています。一方で、国際的には、この規格はEMSに対する最小限の要求事項であるとされています。
中外製薬グループは、国際的な知識や視野を持った「内部環境監査員」による指摘や助言がEMSの改変やその後の運用にも有用と考え、グローバル水準の力量を有する内部監査員の養成に注力しています。
2014年に締結した国際審査員登録機構(IRCA;英国)との審査員雇用組織(OEA)契約を活用してIRCA認定内部環境監査員(補)は2016年に30名まで増員され、EMSの円滑な改変のための牽引役をはじめ、「環境面からの経営への貢献」を目指して活動しています。
環境会計
中外製薬グループにおける2016年の環境保全活動におけるコストは、投資額が1,217百万円、費用額は1,371百万円となりました。投資額の主なものは、空調設備などでした。これら投資額に伴う経済効果は、58百万円となっています。
2016年環境保全コスト
(単位:百万円)
コスト区分 | 投資額 | 費用額 |
---|---|---|
(1)事業エリア内コスト | 1,087 | 1,101 |
(1)-1公害防止コスト | 513 | 610 |
(1)-2地球環境保全コスト | 468 | 376 |
(1)-3資源循環コスト | 107 | 114 |
(2)上・下流コスト | — | 63 |
(3)管理活動コスト | 130 | 199 |
(4)研究開発コスト | — | — |
(5)社会活動コスト | — | 8 |
(6)環境損傷対応コスト | — | — |
合計 | 1,217 | 1,371 |