過去7年間にわたり革新的ながん治療薬MabThera(rituximab)による治療を受けたアグレッシブ非ホジキンリンパ腫(NHL)患者の転帰を追跡するフォローアップ解析から、素晴らしい結果が明らかになりました注1。
最初の主要な第III相臨床試験に対する解析では、MabTheraによる治療を受けた患者の半数以上(53%)が7年を過ぎた現在も生存していたことが明らかになりました。一方、化学療法のみを受けた患者の生存率は1/3(36%)に過ぎませんでした。これは、MabTheraによってアグレッシブNHL患者100名あたり、さらに17名の患者が7年目の時点で恩恵を受けるあろうことを意味しています。
またこの解析では、化学療法単独の患者に比較して、MabThera併用療法ではより多くの患者が7年目の時点で寛解していたことを示しており、その比率は29%対52%でした。通常、5年間を超える寛解は治癒とみなされるため、本試験はMabTheraを治療に追加することにより、化学療法単独に比較してより多くのアグレッシブNHL患者が治癒に至ることを明確に示しています。これらの効果はリスク特性の高い患者においても認められました。
シカゴで開催された米国臨床腫瘍学会(American Society of Clinical Oncology)で発表された本試験の結果は、MabTheraが既に何千人ものアグレッシブNHL患者の生命を救ってきたという、優れた効果を強調するものです。
「長期解析では、MabTheraが化学療法との併用において、アグレッシブNHL患者にもたらす利益を明確に示しています」。「さらに、このような利益があらゆる年齢層で認められることから、この解析結果は、MabTheraを治療に加えることは高齢の患者に対しても重要な意味を持つということを裏付けています」と、本試験の治験責任医師であるCentre Hospitalier Lyon-SudのBertrand Coiffier教授は述べています。
「MabTheraは常に、アグレッシブNHL患者の生命を永らえ、また生活を再構築しています」。「GELA試験の7年後、MabThera投与患者の半数以上が現在も生存し、さらに何千人もの患者に対し治癒の希望を与えています」と、ロシュ医薬品事業CEOのウィリアム・M・バーンズは語っています。
非ホジキンリンパ腫(NHL)は世界中で100万人が罹患しています。この疾患のため、毎年36万人の患者が死亡しています注2。NHL患者の約40%は中悪性度(アグレッシブ)の病型を呈し、未治療の場合通常は6カ月以内に死に至ります。
| 注1. |
Coiffier, ASCO, TBD |
| 注2. |
Ferlay J, Bray F, Pisani P and Parkin D.M. GLOBOCAN 2002; Cancer Incidence, Mortality and Prevalence Worldwide IARC CancerBase No. 5, version 2.0 IARCPress, Lyon, 2004. |