中外製薬

  2004年7月30日

各位

ライオン株式会社
中外製薬株式会社

一般用医薬品事業の営業譲渡・譲受けについて


   

ライオン株式会社〔本社:東京都、社長:藤重貞慶〕(以下、ライオン)と中外製薬株式会社〔本社:東京都、社長:永山治〕(以下、中外製薬)は、本日、中外製薬の一般用医薬品 (OTC)事業をライオンに、また、中外製薬の100%子会社である永光化成株式会社〔本社:福島県、社長:浪打彬〕(以下、永光化成)の殺虫剤製造事業をライオンの100%子会社であるライオンパッケージング株式会社〔本社:千葉県、社長:工藤英治〕に営業譲渡することで合意し、契約を締結しましたのでお知らせいたします。

【ライオンが営業譲受けを行う理由】
ライオンは、中期経営計画(VIP II 計画:Value Innovation Plan Part II)において、家庭品事業とともに、薬品事業をコア事業と位置づけ、積極的な成長戦略を推進しております。
中外製薬のOTC分野は、ドリンク剤、殺虫剤など、ライオンの既存事業との重複が少なく、技術・マーケティング両面で相互補完的な統合が可能であり、保有資源のシナジー効果が期待できます。また、両社の事業を統合することで売上高500億円超の規模となり、市場地位の強化を図ることが可能となります。
よって、両社のOTC事業の統合は、ライオンの薬品事業の成長戦略において重要な効果をもたらすと判断し、本事業を譲り受けることといたしました。

【中外製薬が営業譲渡を行う理由】
中外製薬は、コア事業である医療用医薬品事業を大幅に強化すべく、2002年10月、ロシュ社との戦略的アライアンスをスタートさせ、以来、同社との緊密な連携を通じて、抗体医薬等の先端技術はもとより、世界有数の化合物バンクと研究情報を活用した低分子合成医薬の開発にも強みを持つ、グローバルな研究開発型企業をめざして全力を投入しているところです。
一方、OTC事業については、2001年よりカンパニー制を導入し、自立経営に向けた収益構造の改善、組織風土の改革を着実に実施してきましたが、全社的な戦略性という観点から改めてOTC事業について検討した結果、OTC事業をコア事業と位置づけ、保有ブランドとのシナジーが期待できる企業へ譲渡することが、事業価値最大化への最善の策であると判断し、今般、ライオンへの営業譲渡を決断するところとなりました。

【譲渡対象】
(1) 中外製薬のOTC事業(中外製薬ヘルスケアカンパニー)およびOTC事業に関連する商標、特許、意匠、ノウハウ、要員、契約上の地位等
(2) 永光化成の殺虫剤製造事業

【営業譲渡の日程】
2004年7月29日 ライオン取締役会
2004年7月30日 中外製薬取締役会 決議後に契約締結
2004年末まで 営業譲渡実行予定


【当事会社の概要】(2003年12月期)
※但し、中外製薬および永光化成は(2003年4月−12月)9カ月実績
ライオン株式会社概要
設立   1918年
資本金 344億3,372万円
売上高 連結(3,085億円)、単独(2,736億円)
経常利益 連結(  112億円)、単独(   78億円)
従業員 連結(5,594 名)、単独(2,558 名)
事業内容 歯磨き、歯ブラシ、石けん、洗剤、ヘアケア・スキンケア製品、薬品、 化学品等の製造販売

中外製薬株式会社概要
設立   1925年
資本金 682億円
売上高 連結(2,327億円)、単独(2,221億円)
経常利益 連結(  439億円)、単独(  404億円)
従業員 連結(5,680 名)、単独(4,977 名)
事業内容 医薬品・医薬部外品等の輸入・製造・販売

《中外製薬のOTC事業》
売上高 146億円(ドリンク剤75億円、殺虫剤40億円)
参考値 199億円(2003年3月期の12カ月間)
従業員 188名
主なブランド
製品名 製品分野
グロンサン ドリンク剤
グロモント ドリンク剤
バルサン 殺虫剤(くん煙殺虫剤)
中外胃腸薬 胃腸薬
アルペン 小児用かぜシロップ
ゼノール 外用消炎鎮痛剤
ペアアクネ ニキビ用薬

ライオンパッケージング株式会社
設立   1976年
所在地 千葉県市原市
資本金 180百万円(ライオン100%)
売上高 74億円
従業員 126名
事業内容 洗剤ならびに関連品、合成樹脂容器、特殊複合合成樹脂の製造・販売

永光化成株式会社
設立   1967年
所在地 福島県西白河郡矢吹町
資本金 50百万円(中外製薬100%)
売上高 14億円
従業員 35名
事業内容 殺虫剤の製造・販売

以上

【問い合わせ窓口】
ライオン株式会社広報部
TEL 03−3621−6661

中外製薬株式会社広報・IR部
03−3273−0881

   

閉じる