
2011年3月11日に発生した東日本大震災によって、広い範囲にわたって甚大な被害がもたらされました。被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地の一刻も早い復興をお祈り申し上げます。
当社では一部の製品が出荷調整を余儀なくされ、他工場への生産移管や海外製品の緊急輸入などによって製品の安定供給に努めたものの、多くのお客さまにご迷惑をおかけする結果となりました。改めてお詫び申し上げます。
中外製薬グループのミッションステートメント(=企業理念)では、「革新的な医薬品とサービスの提供を通じて新しい価値を創造し、世界の医療と人々の健康に貢献します。」をミッション(存在意義)として定めており、これを基点とした事業活動の展開と行動規準としての中外ビジネス・コンダクト・ガイドライン(中外BCG)の実践が、中外製薬グループの社会責任であると考えています。
こうした方針のもと、事業基盤のさらなる強化を目指して2008年から中期経営計画『Sunrise 2012』を、2009年からはトップ製薬企業推進プロジェクトをスタートさせ、ステークホルダーの皆さまに新しい価値を提供すべく取り組みを続けてきました。
2012年は『Sunrise 2012』の最終年となりますが、トップ製薬企業を目指した活動に終わりはありません。医薬品業界を取り巻く環境の変化は激しく、革新的な医薬品とサービスを提供できる企業であり続けるためには、たゆまぬ変革が不可欠です。その一例として、従業員個々の能力や適性に応じたタレントマネジメントシステムや、多種多様な人財の活躍を促すダイバーシティマネジメントを基盤とする新人事処遇制度を1月から導入し、変革の実現のために最も重要と考えている人財育成に取り組みます。また、社会貢献や環境保全などCSR全般に関する活動も強化し、『Sunrise 2012』以降の成長を見据えた布石を打っていきます。
中外製薬グループは今後も、トップ製薬企業にふさわしい活動を展開することで社会責任を果たし、ステークホルダーの皆さまの期待に応えていく所存です。皆さまには中外製薬グループの経営に対する変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
代表取締役副会長
CSR推進担当
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